13世紀後半から16世紀前半 琉球王国時代のグスク跡「北谷城跡」の一部が国指定史跡に新たに指定
13世紀後半から16世紀前半にかけて中山(ちゅうざん)の拠点となったグスクの跡、北谷城跡(北谷町)が、範囲を広げて国の史跡に追加指定されることが決まりました。 【写真を見る】13世紀後半から16世紀前半 琉球王国時代のグスク跡「北谷城跡」の一部が国指定史跡に新たに指定 北谷城跡はかつては麓まで海が迫り、貿易と交易に適した立地にあったとされています。2020年には国の歴史の理解に欠かせない学術上価値がある史跡が選ばれる「国指定史跡」に指定されました。 今回追加指定されたのは、新たに土地所有者の同意が得られた約2000平方メートルで、今後より一層の保護が求められます。 追加指定を受け、県教育委員会の半嶺満教育長は「地域の人々が古くから大切に守ってきた場所であり、引き続き関係機関と連携しながら文化財の適切な保存・活用に努める」とコメントしています。 北谷城跡の国史跡への追加指定はきょう国の文化審議会に答申され今後官報の告示をもって正式に指定されます。
琉球放送