日本一王手のDeNA、雨天順延にも泰然自若 牧「明日勝てば、それでいい」
日本一に王手をかける形で本拠地・横浜スタジアムに戻ってきたDeNA。雨天順延となった2日、選手たちはグラウンドに出てキャッチボールなど軽めの練習をこなして汗を流した。 スライドで先発する大貫は、第2戦では三回途中5失点と試合を作ることができなかった。「きょう(2日)に向けて、しっかりと準備してきた」と雪辱を期す右腕は、「ベストの準備ができるようにしたい」と前を見据えた。 敵地で戦った第3戦以降は、打線にも勢いが増してきた。水を差される形での雨天順延にも主力の牧は「(雨天順延は)しようがない」と納得しつつ、「明日(3日)勝てば、それでいい」と泰然自若だった。 「すべてをプラスに変えて、(第6戦の)準備をする」と三浦監督。失うものが何もないチームは、一気に頂点を目指す。(浅野英介)