山陽新幹線の高架橋から鋼板落下 廿日市市、けが人なし
23日午前11時15分ごろ、広島県廿日市市宮内1丁目の山陽新幹線広島―新岩国間の高架橋「河本橋りょう」から、5・2メートル下の道路上に鋼板が落ちているのを、巡回中の協力会社の社員が見つけた。 【写真】鋼板が落下した河本橋りょう【地図】鋼板が落下した現場 JR西日本によると、鋼板は1973年に取り付けられた。同社は「鋼板とコンクリートとの付着強度が経年によって弱まった」とみている。けが人はいなかった。 鋼板は縦20センチ、横25センチ、厚さ5ミリ。重さは2・1キロで橋の完成年などが書かれているという。点検は2年に1回しており、直近の今年6月の点検では異常はなかった。 現場は廿日市市役所から西に約1・5キロ離れた住宅街。
中国新聞社