中年警察官が平和な村の闇を目の当たりに、辺境サスペンス「おんどりの鳴く前に」予告
ルーマニアを舞台にした辺境サスペンス映画「おんどりの鳴く前に」の予告編がYouTubeで解禁。公開を記念したゲストトーク付き先行上映会の開催も発表された。 【動画】ルーマニアが舞台の辺境サスペンス「おんどりの鳴く前に」日本版予告はこちら 本作の主人公は、ルーマニア・モルドヴァ地方の静かな村に駐在する中年警察官イリエ。野心を失い鬱屈とした日々を送っている彼の願いは、果樹園を営みながらひっそりと第2の人生を送ること。しかし平和なはずの村で惨殺死体が発見されたことをきっかけに、イリエはその村の闇を次々と目の当たりにする。キャストにはユリアン・ポステルニク、ヴァシレ・ムラル、アンゲル・ダミアン、クリナ・セムチウクが名を連ねた。 このたび到着した映像には、イリエが新人警察官ヴァリに「なぜこの村へ?」「どうせ大した事件もない」と話す様子や、被害者の妻による「夫が殺されてから斧を抱いて寝てる」というセリフ、「正しい選択をしろ」と言われたイリエが苦悶する表情などが収められた。 本作の先行上映会は1月18日に東京・新宿シネマカリテで開催。ルーマニア語の小説家で映画ライターの済東鉄腸と、映画大好き芸人・あんこが登壇する予定だ。時間など詳細は後日発表される。 パウル・ネゴエスクが監督を務めた「おんどりの鳴く前に」は、1月24日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺、京都・京都シネマほか全国で順次公開される。 (c)2022 Papillon Film / Tangaj Production / Screening Emotions / Avanpost Production