自分の子にケーキの名前をつける母親→「キラキラネーム問題」にコメンテーターがズバッと反逆!痛快キャラに読者が共感したワケ【作者に聞く】
昨今の社会問題について、誰も言えなかった言葉で鋭く切り込むコメンテーターのエンドウさん。「もし、こんなコメンテーターがいたら?」を描いた洋介犬(@yohsuken)さんの「反逆コメンテーターエンドウさん」が痛快だ。いじめ問題や少年犯罪、偏向報道やアンチにも正面から立ち向かう、世の中の理不尽への皮肉を込めたコメントが読者にびんびん響いている。 【漫画】キラキラネームの人生は…!?本編を読む ■少年犯罪やいじめケア社会問題についてもコメンテーターのエンドウさんが痛快に切り込む!! 本作は、コメンテーターのエンドウさんが人気だ。社会問題に鋭く切り込むだけでなく、実は愛妻家で、YouTubeチャンネルでは個性的な私服姿が話題になるなど、ビシッとスーツでコメンテーターを務めるエンドウさんとのギャップも本作の楽しめるポイントとなっている。 本作のキャラクターが生まれたきっかけについて、作者の洋介犬さんは、「7年ほど前にSNS投稿用に『もし忖度(という言葉は今ほど浸透していませんでしたが)なしで凝り固まった定形のやりとりを無視するコメンテーターがいたらどうなるだろう?』という想定で描き始めました。いわゆるシミュレーションに近い形でスタートしており、実は今でもこれはあまり変化していません」と語る。 毎回反響が多い人気作となっているが、「『キラキラネーム』の回や『こどもハーネス』の回、『陰謀論』の回など読者さんの生活に微妙にマッチし、他人事でない回がやはり反響が大きい。漫画の制作上のネックなのですが、小説や口語と比べてかなりセリフを削らないと漫画セリフとしては長すぎるという点があります。実は第一稿と比べると毎回30%はセリフ量を削っています」と描く際に苦労する点も語ってくれた。 ホラー漫画家として活躍する作者が描く本作。話題のニュースにズバッと切り込むエンドウさんのコメントにスッキリすること間違いなしだ。 取材協力:洋介犬(@yohsuken)