訪日客向け首都圏私鉄・都バス乗り放題が一新 スマホ提示に
Greater Tokyo Pass協議会は、訪日外国人旅行者向けの企画乗車券「Greater Tokyo Pass」について、今夏に内容を大幅にリニューアルする。リニューアル後の「Greater Tokyo Pass」の利用開始は8月1日からで、7月1日から事前購入できる。価格は大人(12歳以上)が6,500円、小児(6~11歳)が3,250円。同時購入は最大8人分。有効期間は連続5日間。 【この記事に関する別の画像を見る】 「Greater Tokyo Pass」は、関東の鉄道と都営バスの合計13社局が加盟するGreater Tokyo Pass協議会が発売している、訪日外国人旅行者向けの企画乗車券。今回の大幅なリニューアルでは、乗車券のデザインや仕様、利用可能エリア、発売方法、発売金額が変更される。 リニューアル後は、これまでの利用実態を踏まえて一般バスの利用可能エリアを一部見直したことで、発売金額が引き下げられる。有効期間は従来通り5日間のため、従来よりオトクになるとしている 発売方法は、従来の、訪日外国人旅行者向けに発売するICカード乗車券「PASMO PASSPORT」に搭載する方式から、スマートフォンから公式Webサイト(4言語対応)にアクセスして購入する方式に変更される。利用の際には、スマートフォンに表示したデジタル乗車券を改札の駅係員やバス乗務員に提示する形になる。 対応するのは私鉄と都営線、都営バスが中心。JR線や東京モノレール、都営バス以外のバス路線は対象外になる。京成線は乗車区間に成田スカイアクセス(京成高砂駅~成田空港駅間)を含む場合、一部区間で利用できる。対象エリアは以下の通り。 ・小田急線全線 ・京王線全線 ・京成線全線 ・京急線全線 ・相鉄線全線 ・西武線全線 ・東急線全線 ・東京メトロ全線 ・都営地下鉄全線 ・東京さくらトラム(都電荒川線) ・日暮里・舎人ライナー ・東武線全線 ・みなとみらい線 ・横浜市営地下鉄全線 ・ゆりかもめ
Impress Watch,太田 亮三