北海道 道内で気温差大きい 真夏日観測の一方で最高気温が15℃前後の所も
今日4日午後3時までの道内の最高気温は、十勝地方の本別で33.8℃まで上がりました。一方で、最も低い最高気温は宗谷地方の猿払村浜鬼志別で14.8℃でした。その差は19℃と、道内で気温の差が非常に大きくなりました。
真夏日観測の一方… 宗谷地方では6月中旬並みも
今日の北海道付近は停滞前線が通過し、前線の北側と南側で気温の差が大きくなりました。 今日午後3時までに、十勝地方では気温を観測しているアメダス19地点のうち、帯広の32.8℃など16地点で最高気温が30℃以上の真夏日となり、最も気温の高くなった本別では33.8℃まで上がりました。 一方、宗谷地方では気温を観測しているアメダス13地点のうち、稚内の15.8℃など12地点で20℃を下回りました。最も気温が上がらなかった猿払村浜鬼志別では14.8℃と15℃を下回り、6月中旬並みの最高気温にとどまりました。 本別と猿払村浜鬼志別の最高気温の差は19℃と、非常に大きくなりました。
明日5日も平年をかなり下回る最高気温の所が
明日5日は、日本海とオホーツク海から高気圧が張り出すでしょう。 道内の最高気温は、広く25℃前後と平年並みの所が多くなる見込みです。しかし、オホーツク海から冷たい空気が入るため、稚内など宗谷地方や、網走などオホーツク海側では20℃くらいにとどまり、平年より4℃くらいも低い最高気温となるでしょう。 なお、7日水曜日からは全道的に最高気温が平年よりかなり高くなり、湿度も上がって蒸し暑さが戻ってきます。熱中症や食中毒に注意が必要です。
日本気象協会 北海道支社 鎌田 隆則