ドジャース先発のフラーティは3回8失点と誤算だった（AP）

ナ・リーグ、リーグ優勝決定シリーズ第5戦（メッツ12―6ドジャース、ドジャース3勝2敗、18日、ニューヨーク）ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第5戦がシティ・フィールドで行われ、ドジャースは大敗を喫し3勝2敗となった。 【写真】ドジャース・大谷翔平の走塁にロバーツ監督が苦言「スタートを切らないと。言い訳できない」 ロバーツ監督は試合序盤で第6、7戦も見据えた投手起用を迫られ、継投を含めた運用について言及した。一回に3ランを浴びたフラーティに「明らかに調子が悪かった。それが球速に影響したかは分からない。ジャックとは話していない」と語った。 早期の継投も選択肢だったが「カスパリウスとエンリケスは起用できなかった。シリーズがまだ残っている。勝ちパターンの救援陣は投入しない。これが頭の中の考えだった」と指揮官。第3、4戦にそれぞれ2回を投げたカスパリウスとエンリケスが起用できず第6、7戦に救援陣がいいコンディションに臨むための継投だったと説明した。 四回からはハニーウェルが4回⅔、67球を投げイニングを消化した。「投手起用については一貫性のある姿勢でいなければいけない。最終的には7試合で4勝することが目標だからだ。ハニーウェルは第6戦がブルペン勝負になることを分かった上で、皆を救う素晴らしい仕事をした」。厳しい展開で登板し、勝ちパターンの救援陣に十分な休養を与えた右腕をたたえた。