鷹木信悟が激闘の末、オーカーンを撃破しセミファイナル進出「このランペイジドラゴンが全て食ってやるぜ」
「後藤選手が解説席にいたから燃えちまってよぉ、言っといたよ。『40代代表は、俺に任せとけ』ってな!」
新日本プロレスは8月15日 (木)、千葉・幕張メッセ 国際展示場9ホールにて『G1 CLIMAX 34』第17戦を開催した。 【動画】『G1 CLIMAX 34』鷹木信悟vsグレート-O-カーン(試合ハイライト) 『G1 CLIMAX 34』 日時:2024年8月15日 (木) 17:00開場18:00開始 会場:千葉・幕張メッセ 国際展示場9ホール 観衆:1,111人 セミファイナル(第7試合)では『G1 CLIMAX 34』優勝決定トーナメント・ファーストステージが行われ、Aブロック2位の鷹木信悟と、3位のグレート-O-カーンが対戦。 7月23日の広島大会で鷹木が勝利した因縁があるだけに、オーカーンとしてはここでの雪辱を果たし、鷹木への初勝利を狙う一戦となった。 試合はゴングが鳴る前から観客の期待が高まり、両者への声援が飛び交う。 序盤から両者は互いの力を探り合いながら、じっくりとした攻防を展開。 オーカーンは得意のグラウンド技術を駆使し、鷹木の右腕を狙うが、鷹木は巧みにロープを使ってこれを回避。 中盤、鷹木は自らのペースを取り戻し、一気に攻勢をかける。 オーカーンも反撃を試みるが、鷹木の重い一撃を受け、徐々に後退していく。 終盤には、鷹木が一連のラリアットと強烈なブレーンバスターを見舞い、オーカーンの体力を削り取った。 最後は鷹木が渾身のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂させ、オーカーンを沈めた。 試合後、勝利を収めた鷹木はリング上でオーカーンを見下ろし、次なる相手、ザック・セイバーJr.とのセミファイナル進出を決めた。オーカーンはセコンドの助けを借りて退場し、その背中に惜しみない拍手が送られた。 <試合結果> ▼セミファイナル(第7試合) 時間無制限1本勝負 『G1 CLIMAX 34』優勝決定トーナメント・ファーストステージ <Aブロック2位> 鷹木信悟 〇 vs <Aブロック3位> グレート-O-カーン × 20分50秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め ※鷹木が優勝決定トーナメント・セミファイナルへ進出 ■試合後バックステージコメント 鷹木「(※右ヒジを冷やしながら)陽太に見せつけてやったよ。もう1個あるんだけどな、陽太も2つ勝たなきゃ。世間話から、『もし優勝決定戦で当たれたらいいよな』なんて話をしてて、少しずつ現実的になってんじゃねえの? アー、強えな、オイ! プロレスしてるよ! プロレスしてるよ。首も痛え、腕も痛え、腰も痛え、ヒザも痛え! だがこれがプロレスラーの日常茶飯事だよ。月月火水木金金だよ! 常在戦場だよ。あー、これでこそプロレスって感じだよな。いや、でもオーカーン、強かったよ。リーグ戦で当たった時とは、また違ったオーカーンだった。いつも言うけどよぉ、岡本、練習中のスパーリングだったら、何度タップしてるかわかんねえぞ。だがこれは試合だ。負けられない試合だ。ちょうどよぉ、後藤洋央紀さんが、後藤選手が解説席にいたから燃えちまってよぉ、言っといたよ。『40代代表は、俺に任せとけ』ってな! 俺は野望があんだよ、野望が。『BEST OF THE SUPER Jr』のファイナル以来、両国のファイナル、務めてねえんだよ。もう一つ勝って必ず! 最終日のメインに上がってやるからな!ザックか。正直苦手な相手だけど、いつも言ってるじゃねえか。ザックだろうが、ジェイクだろうがジャックだろうが、このランペイジドラゴンが、全て食ってやるぜ。あと2つ!」 オーカーン「(※両肩を担がれてインタビュースペースに辿り着くと、正面から床に倒れ込んでうつ伏せになり、拳で床を何度も叩き)アアーッ! アアーッ! これで5連敗! (※仰向けになり)いい加減、トラウマになりそうだ。当たり前だけど、負けたら楽しくねえな。だから、勝つまで(※立ち上がりながら)立ち上がる。あの大オーカーンコールが、耳から離れねえんだ……」 <写真提供:新日本プロレス>
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