板倉、ヴェルナーを加えた新生スパーズのスタメンが魅力的? 気になる今冬の補強戦略
今冬の補強は不可欠
果たして冬の移籍市場でトッテナムはどこまで強化されるのか。指揮官アンジェ・ポステコグルーのビジョンは開幕当初より高い評価を得てきたが、やや選手層が薄い。DFミッキー・ファン・デ・フェンら一部主力の負傷離脱により、チームは安定感を欠いてしまった印象だ。 早急に補強が必要で、現在はライプツィヒFWティモ・ヴェルナーら数名の新戦力候補が噂となっている。 それに合わせ、英『The Sun』は移籍市場閉幕後のトッテナムのスタメン予想を展開している。全員の補強が実現するとは限らないが、その中にはボルシアMG所属の日本代表DF板倉滉の名前も入っている。 板倉はファン・デ・フェンの離脱で層が薄くなっているセンターバックの新戦力候補としてリストアップされており、同じくセンターバックではジェノアでプレイする21歳のルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンの名前も紹介されている。 板倉とドラグシン、クリスティアン・ロメロと板倉、ファン・デ・フェンと板倉など、冬に補強できればセンターバックコンビの幅も広がる。後方からゲームを組み立てることもできる板倉は理想的なターゲットか。 さらに前線にヴェルナーを補強した場合、同メディアはヴェルナーを左ウイングで起用し、中央にリシャルリソン、右にソン・フンミンの3トップもあると紹介。ソン・フンミンを右に回すのは得策ではないかもしれないが、中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]でソン・フンミンとヴェルナーの快速コンビに2トップを組ませるプランも紹介している。この場合はトップ下にMFジェイムズ・マディソンを配置できるため、悪いシステムではないだろう。 板倉とヴェルナーの補強だけでも攻守は厚みを増しそうだが、トッテナムは今冬にどこまでチームを強化できるか。
構成/ザ・ワールド編集部