「お育ちがバレます」クリスマス会や忘年会など年末年始の宴会で、大人として「これは恥ずかしい~!」立ち振る舞いや会話とは
クリスマス会や忘年会など、宴席の機会が増えているかと思われます。そのようなとき、素敵な会話をしてその場の空気を盛り上げたり、和ませたりして、できるだけ楽しい場にしたいものです。話題の選び方、振る舞いについて(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にアドバイスをいただきました。 【画像】意外とやってる!お箸のマナー5大違反「あなたは大丈夫?」
宴席の食事中、何を話せばいい? 参加する前から勝負は始まっている
実は、 楽しい宴席のために話題を準備するのもレディのたしなみです。どのような方とも気持ちの良い会話ができるように、前もって会う方々を頭に描いて趣味や好きなことを調べておくと会話が弾みます。いけないのは、自分のことばかりを話したり、自慢話をすることです。自分の話は控え目にする位でちょうど良いと心得ておきましょう。
噂話が出たときどう交わす?「どうなのでしょうか……」がベストです
友人や同僚と集まると、その場にいない人の話が出ることがあります。その人へのほめ言葉であったとしても、人づてにまったく違う形で伝わることがよくあります。 その場にいない人の話が出た時には、すぐに受け答えをせずに、ひと呼吸おいてから「どうなのでしょうか……」などと答えてみては? 人の噂話をすることもその話に加わることも、美意識の高い人はしないものです。
相手が一番心地よくなり好印象を与えるのは「聞き上手」。ポイントは「復唱」
会話の要所要所で、相手の話を復唱しながら聞きます。相手の話す内容に共感していることが伝わり、相手の方は更に話しやすくなります。相手が安心し、喜んで話をしてくださることはまた、相手があなたに対して良い印象を持つことにもつながります。
途中で話したくても、相手の話が終わってからに!
相手の話は腰を折らずに最後まで聞きましょう。話の途中で口を挟まれると、相手は話す気が失せるものです。話したいことが浮かんでも、相手が話し終えるまで待ちましょう。また、相手の言葉を一旦受け止めた上で自分の考えを発言すれば、スムーズに話を展開できます。否定の言葉やネガティブワードを使わないように!
食事中、こんな話題はNG!特にマウンティングは皆嫌です
パーティーや宴席の食事中、タブーなのは政治や宗教、スポーツなどの話題。論争になるかもしれないテーマは注意が必要です。そして自慢話や武勇伝、ネガティブな話題、悪口、噂話、愚痴などもNGですね。食事を楽しみ、会話を楽しむ基本を思い出してください。相手と比較するのではなく、相手の良いところを見つけて褒めるとよいです。良い言葉は空気を良くします。
▶つづきの【後編】では、「隠しきれない…生活習慣が露呈する!?食べるときの恥ずかし~行為とは」についてお届けします。