他人を気にしすぎていませんか?<みんな仲良く>の罠に注意。精神科医が教える、自分を嫌いにならないための考え方
◆「好きでも嫌いでもない」距離感で付き合う 大事なことは、「好きじゃない人とは距離を置く」「好きじゃない人にまで好かれようと努力しない」だったりします。 世の中には、好きでも嫌いでもない関係の人たちがたくさんいます。「好きでも嫌いでもない」くらいの距離感で付き合ってみてもいいのではないでしょうか。 また、グループの中で一人だけと距離をとるのが難しい場合もあると思います。 たとえば、ママ友グループの中で一人だけ苦手な人がいるとして、その人とだけ距離をとるのは至難の業だったりします。 そんなときは思いきって、グループからはずれるのも一つの手かもしれません。 新しい環境で新しい仲間が見つかることもあります。 あるいは、ママ友をつくらずに、一人でやれる趣味など何か新しいことをやれる可能性が生まれてくるかもしれません。 「環境を変えること」で変わることもあるものです。 ポイント:「みんなと仲良く」という嘘にとらわれない ※本稿は、『「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
藤野智哉
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