【メイク崩れ撲滅テク】「肌温度を下げるため」にプロがやってること3つ
メイク崩れを防ぐには、ヨレにくいベースアイテムを使うことももちろん大事だけれど、何よりもまず「肌温度下げること」が重要! プロのヘアメイクが実際にやっている、肌温度の下げ方を教えてもらいました。 〈画像で見る〉肌温度を下げるための「おすすめアイテム」
教えてくれたのは…
金澤美保さん ヘアメイクアップアーティスト 多くの雑誌をはじめ、映像、ライブなど幅広いジャンルで活躍中。わかりやすいメイク理論とテクニックで、誰でもすぐに実践できるメイクのコツを寄り添いながらやさしく指南。
「メイク前に肌温度を下げる」が夏はマスト!
肌の温度、つまり皮膚温は外気の温度の影響を受けて変化します。暑い季節になれば皮膚温も高まり、皮脂分泌量が増えることに。さらには乾燥や赤みを招くことにもつながります。そんな状態でメイクをすれば、当然崩れやすくなります。冬場や涼しい時期ならそこまで気にする必要はありませんが、気温が高くなるこれからの季節は「肌温度を下げてからメイクすること」を意識したほうがいいですね。
1. 冷たいおしぼりを首の裏に当てる
前の晩に濡らしたおしぼりをフリーザーバッグに入れて冷蔵庫で冷やしておきます。翌朝、それを洗顔後に首の裏に当てればOK。スキンケアも浸透しやすくなりますよ。
2. ドライヤーの冷風で首を冷やす
夏、撮影現場に来たモデルにもよくやるテクです。暑い中移動してくると汗をかいているし、顔がほてっていることも多いので、スキンケア前にドライヤーの冷風を首裏に当ててクールダウンします。 汗をかいたままスキンケアしても、なかなか浸透しません。しっかり浸透しないままメイクすると乾燥崩れが起こる原因に。
3. 化粧水パックで冷やす
保湿と冷やしが一度にできるので、やっている方も多いと思います。朝使うならメイクの邪魔にもなりにくい、サラッとした化粧水系パックがおすすめ。コットンパックでもいいですし、シートタイプでもOK。化粧品やパックを冷蔵庫に入れて冷やすという人もいるようですが、そこまでしなくても大丈夫。常温保管で十分です。 撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/金澤美保(MAKEUPBOX) モデル/ぽみち(VOCEアンバサダー) 取材・文/西村美名子 Edited by 西村 美名子
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