川崎F高卒新人FW神田奏真が初アシスト! デビュー戦ゴールから再び結果「ストライカーなので点がほしかった」
[12.4 ACLEリーグステージ第6節 川崎F 4-0 山東泰山 U等々力] 公式戦2試合連続で数字を残した。川崎フロンターレの高卒ルーキーFW神田奏真は途中出場からチーム4点目をアシスト。ACLエリート(ACLE)の前節ブリーラム・U戦で公式戦デビューとプロ初ゴールを挙げた次の試合でも結果を示したが、「自分はやっぱりストライカーなので。点が欲しかったのが正直なところです」と貪欲さをのぞかせた。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 ブリーラム・U戦に続き、途中出場で活躍した。3-0で迎えた後半39分からピッチへ。短い時間ながら最前線でボールを待ち、チャンスに顔を出していく。すると同45分に得点に絡んだ。 「(河原)創くんが持ったときに裏を常に狙っていこうと思っていた」(神田)。中盤でMF河原創がボールを収めると同時に、神田はPA左に走る。その動きを見逃さず、最短の動作で河原もボールを供給した。「角度的にけっこう厳しかったので、走っている(山田)新くんが見えた」。PA左から折り返したボールにFW山田新が合わせ、ダメ押しの4点目となった。 公式戦2試合目、ホームではデビュー戦となった。「前回のデビューのときよりサポーターの方々もいっぱいいた。そういう人たちの応援が自分の力になった」と感謝。初アシストの動きには緊張よりも余裕を感じさせた。「横パスが通れば入るかなと思っていた。そこでうまく折り返せたので、新くんが詰めてくれててよかった」。一つひとつのプレーを冷静に振り返った。 静岡学園高時代は世代屈指のストライカーとして活躍も、高卒1年目のシーズンは出番がなかなか来ず。11月26日のブリーラム・U戦でようやくデビューを飾った。そして今節の活躍で公式戦2試合1ゴール1アシスト。8日のJ1最終節・アビスパ福岡戦でのJリーグデビューにも期待が懸かる。「出番があれば自分の結果を残すことが一番。そこは意識してやっていきたい」と意欲を垣間見せた。