アルツール・ベテルビエフがカラム・スミスに勝利 王座防衛で無敗維持 | ボクシング
日本時間1月14日、ライトヘビー級3団体統一王者アルツール・ベテルビエフがカラム・スミスを倒し、防衛を果たした。
日本時間1月14日(日)、ケガで一時は延期されたアルツール・ベテルビエフvsカラム・スミスがついに行われた。 ベテルビエフは7ラウンドにスミスをTKOで下し、ライトヘビー級タイトルを防衛。その無敗記録をさらに伸ばした。 ベテルビエフはスミスをキャンバスに沈めた初めての男となった。プレッシャーをかけ続けて迎えた第7ラウンド、ベテルビエフによりスミスはキャンバスに2度崩れ落ちた。 「幸運が味方したんだ」と勝利後に語ったベテルビエフ。コーチたちの丹念な準備のおかげだと感謝の意を示した。 勝利の余韻に浸りながら、ベテルビエフはWBA王者ディミトリー・ビボルに対戦を呼びかけた。 「そう、もちろんだ。もうひとつ、4つ目のベルトが欲しい」次のベルトを目指すのかとの質問に率直に返答した。 ボブ・アラム氏によると、現時点でまだ対戦が確定したわけではないが、両者の望む一戦であることは間違いない。ラマダン期間終了後3カ月以内に実現させる意向だ。 一方のスミスはこれでキャリア2敗目となり、サウル・アルバレスに破れて以来の敗戦となった。 元々この試合は2023年8月に予定されていたが、ベテルビエフが骨感染による顎の手術が必要になったため、延期されていた。 ベテルビエフはこの勝利によりWBC、WBO、IBFのベルトを保持し続けることとなった。
A.K Jones