ヤクルト1位・中村優斗、「ここから徐々に」合同自主トレでプロ初投げ 高津監督は新人にエール
ヤクル新人新人合同自主トレが8日、埼玉県戸田市の戸田球場でスタートした。球団首脳陣も視察に訪れ、高津臣吾監督(56)は「ぜひこの期間を2月のキャンプ、シーズンに向けていい時間であるように頑張ってください。みなさんは1年生でありますけど毎年が勝負です。そして毎日が競争です」と訓示した。 アップ、キャッチボールなど、ひと通りのメニューを終えたドラフト1位右腕の中村優斗投手(21)=愛知工業大=は「まだ10割では投げられていないですけど、ここから徐々に肩をつくって、キャンプインできる時に自分の肩が出来上がっていたらいいかなと思っています」と3、4割程度で行ったというプロとしての”初投げ”を振り返った。 また、ドラフト2位のモイセエフニキータ外野手(18)=豊川高=はこの日、同球場に自主トレで訪れた塩見泰隆外野手(31)、村上宗隆内野手(24)とロッカールームで初対面。「偶然で、ロッカーに荷物を置いていたら居たという感じで」とあいさつしたことを明かし、内野でノックを受けている際には1塁側ファウルゾーンで同じくノック中の村上らをチラ見。「本当に体が大きいですし、オーラも感じました。バッティングのことをいろいろ聞きたい。どういった意識でとか、そう言った感じで聞きたいです」と弟子入りを熱望した。 なお、育成ドラフト4位の松本龍之介捕手(19)=関西独立L・堺=は体調不良のため欠席した。
中日スポーツ