今春、イケオジが注目するレザーブルゾンは、“色と素材”がキモになります!
一着あると春コーデが段違いに捗ります!
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第91回目は「スエードブルゾン」。前回くすみ色ニットをご紹介しましたが、なんでもスエードブルゾンにおいても同様にくすみ色が注目されているようです! 【動画】淡い色使いがポイント!みっちり優しく解説します。 色を使いながらもあざとくなく、そしてコーデに馴染みやすい万能色として、以前くすみ色のニットをご紹介ました。いわゆる中間色であるくすみ色は、実はいろんなアイテムでも有用なんです。 「スタイルクリニックのマストアイテムであるライダースですが、初心者でも取り入れやすいライダースを教えて欲しいというご要望が結構多かったんです。そこで今回オススメするのが、くすみ色のスエードです」 光沢のある表革のライダースと比べて、スエードはワイル感が控えめ。さらにくすみ色を選ぶことで、着こなしやすさが倍増するとか。 「以前カラーレザーをご紹介しましたが、くすみ色、つまり中間色にすると色モノでも主張が抑えられて着こなしやすくなります」 元々発色が上品なスエードですが、くすみ色を選ぶことでより馴染みやすくなるってわけ。 「ライダースだけでなく様々なスタイルでも、全体的に上品で優しい印象になります。といってもあくまでレザー。高級感をしっかりと楽しめるとあって、着用するアイテムが少ないだけに中途半端になりがちな春コーデを盛り上げてくれます」 レザージャケット初心者に優しく、そして着こなしやすく、さらにちゃんとクラス感もある。くすみ色スエードジャケットって、つまり最強!?
EMMETI×LANVIN COLLECTION / エンメティ×ランバン コレクション
ライダースなのにさわやかで上品なんです Tシャツ9350円/クロスクローゼット、デニム3万8500円/マインデニム(マインド)、ブーツ7万5900円/ダブルエイチ(オリエンタルシューズ)、その他スタッフ私物 ネイビーでもなくブルーでもない、トーンのやわらかなサックスブルー。スエードに乗せることで発色が抑えられ、落ち着いた印象に。こちらはランバン コレクションがエンメティの名作ジュリに色別注したもの。さわやかにしてシックなその色が期待させる通り、ゴートスエードがやわらかな着心地に。 「さわやかにして落ち着きのある発色と素材感は、ストイックなモノトーンと合わせてもチグハグになりません。つまり、着こなしの幅が広いってことです」 着たことのない色でも挑戦しやすい! 薄く仕上げられたゴートスエード。やわらかさと軽さに定評のある同スエードは、そのドレープ感がリッチな雰囲気も楽しませます。 「繊細な起毛も魅力の一つ。スエードは色を馴染ませてくれる効果があり、ライダースとしては珍しい色も着こなしやすいんです」