"不眠大国"ニッポンを救う「スリープテック」関連10銘柄
日本人の睡眠時間はOECD加盟33カ国のうちで最下位。睡眠不足は経済的損失からみても深刻だ(イメージ写真:C-geo/PIXTA)
日本人の「睡眠不足」が健康面だけでなく、経済や社会的な観点から問題視されている。 経済協力開発機構(OECD)によれば、日本人の平均睡眠時間は7時間22分。全体平均の8時間28分から1時間あまり少なく、OECD加盟33カ国のうちで最下位だ(2021年調査)。厚生労働省の研究では、日本人の5人に1人が睡眠になにかしらの課題があると指摘している。 また、アメリカのシンクタンク、ランド研究所によれば、日本の慢性的な睡眠不足による経済損失は年間15兆円と試算され、GDPに対する割合は2.92%と調査対象5カ国(アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、日本)の中で最大だった(2016年)。
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野津 滋