100切り達成へ椅子を駆使した特訓の成果は…大村湾CCの美しい夕日に誓う成長。近道は自身の技量を知り、背伸びしないこと?【西スポOTTOゴルフ企画】
西スポWEB OTTO!のゴルフ企画「スコア100、90、80の壁に挑戦」は今回、アベレージ90台を目指す筆者が、長崎県大村市の「大村湾カントリー倶楽部オールドコース」に挑戦した。今回もラウンド前に、国内最大級のゴルフ関連ポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」が運営するレッスンスクール「ゴルフテック福岡天神店」で指導を受けた。的確なアドバイスで技術の向上を実感する中、またも成果に結びついたラウンドとなった。 ■椅子を使用した練習風景【関連】 会心の当たりだった。5番ミドル(397ヤード)のティーショット。打ち下ろしのコースの特性を考慮し、ドライバーではなく、5番ウッドを握った。コンパクトな振りを心がけると、打球は真っすぐに伸びていった。 フェアウエーを横切るカート道をやや越え、キャリーにも助けられた打球は270ヤード近くまで到達した。両手に残った好感触は距離にも表れた。これがレッスンの成果か―。心の中でひそかにガッツポーズをつくり、充実感をかみしめた。 ■的確なアドバイス 今回のレッスンのテーマは「フェアウエーウッド&ユーティリティーのティーショット」だった。頻度は多くないが、ドライバーを使わない慎重な選択をするからこそ、失敗したくない状況だ。担当の西瑞樹コーチにフォームをチェックしてもらうと、私の場合は体全体を使えていないうえ、腕を振り上げると同時に体が右に流れている傾向があった。同時に、腕を上げる時にお尻の左側を外に突き出すような意識で打つことで、捻転するパワーが生み出されることにつながった。 西コーチからは「松田さんの場合、どのクラブでも上半身で打っている傾向がある。もっと体をひねるような動作が加われば、飛距離も伸びます。ドライバーなら平均で230ヤードくらいは打てるようになります」と心強いエールもいただいた。その修正として、お尻の右側に椅子を置き、ぶつからないようにスイングを繰り返した。