パルクール世界選手権が開幕 九州初開催、初日は雨で競技中止
跳んだり、回転したりして障害物を乗り越える体操の新種目「パルクール」の第2回世界選手権が15日、北九州市小倉北区の勝山公園特設会場で開幕した。2022年の前回は東京開催で、九州初開催。この日はあいにくの雨で競技は中止となり、オープニングセレモニーだけとなった。 【写真特集】走る・跳ぶ・登るスポーツ パルクール オープニングセレモニーでは、武内和久市長がビデオメッセージで「パルクールは若者を中心に世界で愛好者が増加している。小倉城の建築美をバックに繰り広げられるパフォーマンスを世界中のパルクールファンにもご堪能いただきたい」などとあいさつした。 日本代表で女子フリースタイルに出場する永井音寧選手が「スポーツの栄光やパルクールの未来のために努力することを誓います」と選手宣誓した。 競技は16日以降に順延となった。今大会には44カ国117人が出場予定で、速さを競う「スピード」と、自由に演技して技の得点を競う「フリースタイル」の2種目がある。観覧は無料。【平川義之】