未曾有の金余りがアメリカ経済と株式市場を支えている
物価高などを背景にFRBの利下げ観測も後退(写真:Kenny Holston/The New York Times)
好調を続けてきた株価が、ここにきて調整局面を迎えている。緊迫する中東情勢もその一因だが、やはり何といってもアメリカの早期利下げ観測の後退が大きな影を投げかけているのである。 政策金利が短期間に0%から5%超にまで引き上げられたアメリカ経済は、本来なら今年あたりに景気の減速に直面するはずだった。ところが、一向にその気配がない。
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田渕 直也