DESIGNTIDE TOKYO

東京のデザインシーンを世界に発信するイベント「DESIGNTIDE TOKYO」が12年ぶりに復活。デザイナーやアーティストによる多彩なコンテンツが展開される。東京・日本橋の日本橋三井ホールにて、2024年11月27日（水）～12月1日（日）まで。 2005年、「DESIGNTIDE」としてスタートし、08年に改称した「DESIGNTIDE TOKYO」は、東京・六本木の東京ミッドタウンをメイン会場に12年まで開催。1990年代から2000年代初頭に東京で開催されていたデザインイベントの流れを汲んだこのイベントは、商業優先のデザインではなく、デザイナーのクリエイティビティを重視した作品を発信する場として、多くの才能あるデザイナーやアーティストを輩出。そんな東京発の重要なデザインイベントが、今年12年ぶりに再始動を果たす。 イベントの中核となる「MAIN EXHIBITION」では、韓国、台湾、スウェーデン、イギリスを含む国内外32組のデザイナーやアーティストが新作を含む作品を展示。 また、次世代の潮流を示す「SPECIAL EXHIBITION」では、神楽岡久美や外山和洋、遠藤茜、三好賢聖など、8名の若手アーティストらが参加。国際的に活躍する気鋭アーティスト太田琢人のキュレーションにより「描像するサテライト」と題して、作品を生み出す動機の深さを考察する試みとなっている。 そのほか、テック、アート、ビジネスといった多角的なテーマでデザインの可能性を模索するトークプログラムのほか、出展者の作品やプロトタイプをその場で購入できる「MARKET」も設置される。