阪神・岡田彰布前監督、甲子園に来た 藤川新監督と笑顔であいさつ 退任後初めて元気な姿を披露
阪神の岡田彰布前監督(66)が28日、兵庫・西宮市内の球団施設を訪れ、退任後初めて元気な姿を報道陣に披露した。 DeNAに敗れたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(甲子園)に風邪による体調不良を抱えて臨んでいた名将は、健康面を考慮した球団の判断で、13日の敗退後にファンへの直接のあいさつを行わなかった。回復具合が心配されていが、この日は笑顔で球団関係者と言葉を交わした。 駐車場到着後、クラブハウスへ向かおうとする岡田前監督の前に、帰路に就く藤川新監督が登場。偶然にも〝師弟〟が交流する場もできた。新指揮官が「上まで一緒に」と気遣うと、岡田前監督は「ここでええよ」とニッコリ。球団施設では軽めのトレーニングなどを行ったもようで、約1時間の滞在後に引き揚げた。今後はフロント入りし、豊富な経験で藤川阪神を支える予定だ。