本物の競輪場で練習 卒業生にはパリ五輪代表選手も! 岐阜市『岐南工業高校』自転車競技部でマヂラブが次なる逸材に出会う!
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、岐阜市にある『岐南工業高校』の『自転車競技部』です。今年3月の全国選抜大会で準優勝した逸材がいると聞いて、練習場所の『岐阜競輪場』におじゃましました!
逸材は筋トレマニア野田もビックリの筋肉
過去19回インターハイで優勝。パリオリンピック日本代表の橋本英也選手も所属していた『岐南工業高校 自転車競技部』。なんと、競輪場を週3回借りて練習しています。3月の『全国高等学校選抜自転車競技大会』のスプリント種目で準優勝したのは、3年生の松久侑叶くん。マヂラブの二人は、まず胸筋のすごさにビックリしますが、それよりも驚いたのが、筋トレマニアの野田も「なんか入ってる?」というくらい硬くて張りのあるお尻の筋肉です。その松久くんに自転車競技の特徴を尋ねると、「ブレーキが付いていないこと」だとか。他にも、靴をペダルに固定して漕ぐそうです。
バランス感覚も鍛える念入りなウォーミングアップ
室内でみんなが一斉にやっていたのは、ローラーの上で自転車を漕ぎ続ける練習。ウォーミングアップとして30分から1時間、距離にすると30~40キロも走るそう。 すべての部員が高校に入ってから自転車競技を始めて、この練習を軽々とやっていますが、実はバランスをとるのが難しいとか。野田が挑戦してみると、倒れないよう補助をしてもらっているのにも関わらず、安定して漕ぐことが全くできません。「めっちゃブレる!めっちゃ揺れる! 一輪車だよ、コレ!」と言うくらいの不安定さを感じた体験でした。
最高時速は60キロ! 急なバンクでの駆け引きが見どころ
屋外に出て、松久くんに得意のスプリントを見せてもらうことに。対戦するのは、2年生のホープ・金森くん。 トラック2周をどちらが早く走れるかを競います。いざスタートをすると、始めはゆっくりと進んで、後輩・金森くんが前、松久くんが後ろに位置をとります。お互い徐々にスピードを上げていきますが、金森くんがそのままリード。2週目になると松久くんの仕掛けが始まり、後半には外から抜いて、余裕でフィニッシュしました。松久くんは「作戦失敗しても勝てるんで」と、これまた余裕のレースの振り返り。後輩の金森くんは「戦術もパワーもすごい」と先輩を称えました。 野田が自転車でコースに出てみると、「坂、行こうと思ったけど無理。多分90度だよ」とバンクが急なことを表現しますが、実際には最大"34度"くらいの傾斜。とはいえ村上が歩いてバンクを登ろうとすると、這わないと登れず、急であることを実感しました。 松久くんに将来の夢を聞くと、やはり競輪選手。「課題がたくさんあるので、そこは直していかないと」と、おごらず真っすぐな姿勢で今後も努力を続けていくようです。 (CBCテレビ「チャント!」7月8日(月)放送より)
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