18歳 小田凱人 ウィンブルドン連覇へ好発進、眞田卓に完勝で初戦突破<車いすテニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子車いすテニスのシングルス1回戦が行われ、第1シードの小田凱人が世界ランク11位の眞田 卓を6-2, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした。 【小田 凱人vs眞田 卓 1ポイント速報・結果】 18歳の小田は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝。今年は8月にパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)が開催されるため、年間ゴールデンスラム(1シーズンで四大大会と五輪を全制覇)も狙える立ち位置にいる。ウィンブルドンでは昨年優勝しており、今大会では連覇を目指す。 39歳の眞田と顔を合わせた1回戦の第1セット、小田は第6ゲームでブレークチャンスを掴むと最後は眞田がダブルフォルトを犯しブレークに成功。そのまま4ゲームを連取し31分で先行する。 続く第2セットでは互いに1度ずつブレークを奪い合うと第6ゲームで小田が2度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをラブゲームでキープし1時間8分で勝利した。 勝利した小田は準々決勝で世界ランク6位のJ・ジェラルド(ベルギー)と対戦する。ジェラルドは1回戦で同15位のM・シェファース(オランダ)を7-5, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
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