【高校野球】東農大二の2年生右腕・山田琉聖が自己最速143キロをマーク、公式戦初先発でドラフト候補と見応え十分の投げ合い
◆春季群馬県大会 ▽2回戦 前橋商4―1東農大二(20日・藤岡市民) 東農大二のエース右腕・山田琉聖(2年)が、今秋ドラフト候補との投げ合いで好勝負を演じた。今春初めて背番号1を着け、公式戦初先発。初回に先制の中越え三塁打、2回には左越えソロを許したものの、力強い直球と鋭いスライダーでコースを突いた。9回7安打4失点(自責2)、8奪三振で122球を投げ切った。 1失点で完投した前橋商の最速148キロ右腕・清水大暉(3年)に敗れるも、プロのスカウトのスピードガンでは、自己最速を3キロ更新する143キロを計測。182センチ、71キロの成長株は「向こう(清水投手)の方が1枚も2枚も上手でした。自分が1年後、ああなれるように。真っすぐのスピードは追いつきたい」と負けん気の強さをのぞかせた。(雑誌『報知高校野球』取材班)
報知新聞社