【難読地名】50代男性が選ぶ「地元民しか読めないと思う千葉県の市町村名」ランキング! 2位は「印旛郡酒々井町」、1位は?
東京の東に位置する千葉県は、古くから海上交通を通じて発展してきた地域です。江戸時代までの三つの律令国「下総国」「上総国」「安房国」がありました。そんな歴史ある千葉県には、難読ともいえる地名があります。 【画像:ランキング18位~1位を見る】 ねとらぼでは、2024年4月20日~4月27日にかけて「『地元民しか読めない!』と思う千葉県の市町村名は?」というアンケートを実施しました。 本記事では、投票結果から「50代男性」と回答した票を抽出して紹介します。50代の男性から難読と思われた地名はどこだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
●第2位:印旛郡酒々井町
2位は「印旛郡酒々井町」(いんばぐんしすいまち)でした。印旛郡は千葉県の北部にあり、郡の中には酒々井町(すいまち)と栄町(さかえまち)があります。 印旛の読みは、最初は「いにわ」でしたが、撥音便が起こり「いんば」に変化したそうです。酒々井の町名は井戸から酒が出たという「酒の井伝説」に由来します。
●第1位:匝瑳市
1位は「匝瑳市」(そうさし)です。千葉県北東部に位置する匝瑳市は、2006年に八日市場市(ようかいちばし)と匝瑳郡野栄町(そうさぐんさかえまち)の合併により誕生しました。 漢和辞典によると、漢字の「匝」は「一巡りして帰る」という意味があり、「瑳」は「鮮やかで美しい」という意味があります。歴史書『続日本後紀』によると、5世紀の終わりごろから6世紀のはじめにかけて、現在の関東地方を征した物部小事(もののべのおごと)が、朝廷から下総国の一部を匝瑳郡(さふさごおり)としたこと、その子孫が物部匝瑳(もののべのそうさ)と名乗ったことが伝えられてるそうです。
石田高大