『ダッフィー&フレンズ』誕生から20年 これまで7人登場 “愛され続ける秘密” 担当者を取材
日テレNEWS NNN
東京ディズニーシーの人気キャラクター『ダッフィー&フレンズ』が、今年で誕生から20周年を迎えます。それぞれのキャラクター誕生を振り返り、愛され続ける秘密を担当者に聞きました。 【画像】ダッフィー&フレンズ 初めて7人そろってショーに登場 おしゃべりやダンスを披露 2005年、東京ディズニーシーに誕生した『ダッフィー』。長い航海に出るミッキーマウスが寂しくないようにと、ミニーマウスが作ったくまのぬいぐるみで、登場当時は携帯電話やバッグにつけて持ち歩くスタイルが社会現象にもなりました。
その後、ダッフィーの友達として、2010年にくまの女の子『シェリーメイ』、2014年に絵を描くことが大好きなネコの子『ジェラトーニ』、2017年にダンサーになることを夢見ているうさぎの子『ステラ・ルー』が、東京ディズニーシーに誕生しました。 さらにその後、好奇心いっぱいのいぬの子『クッキー・アン』(東京ディズニーシーには2019年に登場)、音楽が大好きなカメの子『オル・メル』(東京ディズニーシーには2020年に登場)、謎を解くのが大好きなキツネの子『リーナ・ベル』(東京ディズニーシーには2022年に登場)が生まれました。
また、これまでイベントごとに発売されてきたコスチュームを着たダッフィーたちのグッズも人気の1つとなりました。
■愛されているのは「優しい世界観のストーリー」
商品開発部で『ダッフィー&フレンズ』を担当する郷有佳里さんに、ダッフィー誕生当時や、キャラクターたちが20年愛され続ける秘密などを聞きました。 ――ダッフィーはどんな思いから誕生したキャラクターでしょうか︖ ダッフィーは2005年12月26日に東京ディズニーシーでデビューしました。航海に出るミッキーが寂しくないようにとミニーが贈ったくまのぬいぐるみです。ダッフルバッグに入っていたことから、ダッフィーと呼ぶことにしました。 ――新しいキャラクターでしたが、当初はどのように⼈気を集めていたのでしょうか︖ デビュー後しばらくしてから、ダッフィーのぬいぐるみを東京ディズニーシーの中で持ち歩いて、写真を撮ったりしながら楽しむゲストが増えました。多くのゲストが持ち歩いている様子が話題にもなり、ダッフィーが認知されるようになったと思います。また、パークからおうちに連れて帰って飾ってもらい、ダッフィーがゲストの日常に寄り添うことでたくさんのゲストに愛されるようになったと思います。 ――誕生から5年後の2010年には、ケープコッドでショーを⾏うまでになりました。当時を振り返っていかがですか︖ ケープコッド・クックオフのショー、『マイ・フレンド・ダッフィー』ではダッフィーの誕生や、ミッキーと冒険の旅に出るまでのストーリーを上演していました。ショー形式にすることで、よりストーリーが伝わり、ダッフィーに愛着をもっていただくきっかけにもなったのではないかと思います。 ――誕生から20年。なぜダッフィー&フレンズは愛されているのだと思いますか︖ ぬいぐるみのふわふわの手触りや見ているだけで癒やされる見た目はもちろんですが、ダッフィー&フレンズの特徴として、優しい世界観のストーリーがあります。ダッフィーたちがお互いのことを思い合っていたり、助け合ったりする姿に、ゲストの皆さんが経験したことのある気持ちが重なり、長く愛していただけているのだと思います。
また、東京ディズニーシーでは、今年4月8日からはダッフィーの20周年イベント『ダッフィー&フレンズ20周年:カラフルハピネス』が行われます。ダッフィー&フレンズだからこそ見つけられる幸せをテーマに、カラフルなデコレーションが登場するほか、グッズやメニュー、キャラクターグリーティングなど様々なコンテンツで20周年をお祝いするイベントになっているということです。