友人の結婚式に招待されたけど金欠で「3万円」も支払えない…「参列できない」と断るのは非常識?
20~40歳代の平均貯蓄額
突発的な支出に対応するには、日頃から貯金しておくことが大切です。 ここでは、20~40歳代の貯蓄の状況について見てみましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、20~40歳代における貯蓄額は表1の通りです。 表1
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」を基に筆者作成 平均値は高い数値に影響されやすいため、中央値を参考にしてみましょう。単身世帯よりも2人以上世帯の方が貯蓄額は高い数字が出ています。特に単身世帯の20歳代の貯蓄額(中央値)はおよそ9万円と、突発的な出費が続くと生活は厳しくなる可能性が考えられます。 30歳代になると、単身世帯・2人以上世帯ともに中央値が100万円を超えていることが見て取れます。
欠席以外にも方法はある|いざというときに貯蓄があると安心
お金に余裕がなく友人の結婚式の参列に迷う際には、今回ご紹介した方法を検討してみましょう。欠席することが非常識かどうかは、個人によって考え方に違いがあるかもしれません。 ただし、招待状を返信しない、ご祝儀なしで結婚式に参加するなどの行為は、マナー違反に捉えられる可能性があるため注意しましょう。 このような突発的な支出に対応するためにも、家計の収支を見直し、ある程度貯蓄しておくと安心です。 出典 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年) 各種分類別データ 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年) 各種分類別データ 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部