『ポール・マッカートニー写真展』東京・六本木で開幕 本人撮影の秘蔵写真含め“時代の熱狂”切り取る約250点を展示
英米展グッズから日本限定グッズまで!
イギリス展、アメリカ展で販売されたグッズに加えて、アパレルから小物まで、日本展限定のグッズも登場。アコーディオン型の「ミニガイドブック」は、アメリカ・イギリス会場で注目を集めたスタイリッシュな一品だ。また、色とりどりのTシャツには、展覧会に登場する都市名がポール自身による手書きでデザインされている。「シングルフォリオ・プリント」「コンタクトシート」など、数量限定のプリント商品も、ファンなら見逃せない逸品だ。
「イマジネーションを刺激される」(ハリー杉山)
開幕に先立ち、行われたオープニングセレモニーには、ハリー杉山、小倉智昭、家入レオが来場した。杉山は「圧倒されますね。心の底から感動しました。写真の裏にどんなストーリーがあるのか、イマジネーションを刺激される」と興奮しきり。音声ガイドについては「温もりに溢れた声で、まるで友だちかのように説明してくれる」と笑顔で語った。 シンガーソングライターの家入も、「メンバーがポールにしか見せない表情を捉えていたり、普段こんなアイコンタクトをするんだと知ることができた。自分もその場にいるような感覚になった」と、プライベートを切り取る写真ならではの親密さに触れた様子。「音楽の奥にある風景がさらに見えて、今まで親しんだ音楽が、違うように響いてきそう」と瞳を輝かせた。 古くから、ザ・ビートルズの大ファンだという小倉智昭は「今まで本や資料で見ていた関係者を初めて写真で見られて、『あっ、こんな顔しているんだ』と。ポールがよくこの写真を出したよね。なぜなんだろうと考えると面白い」とマニアックな目線で分析。「撮り方、うまいですよね。構図も面白いし、モノクロ写真の良さもある。奥さんのリンダ(98年に亡くなったリンダ・イーストマン)も写真家なんだよね。きっと写真にも精通していたのかな」と話していた。 取材・文・撮影:内田涼 <開催概要> 『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』 会期:2024年7月19日(金)~9月24日(火) ※会期中無休 会場:東京シティビュー 時間:10:00~19:00(金・土は~20:00、入館は閉館の 30 分前まで) ※7月19日(金)は~17:00 ※大阪展 会期:2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日) 休館日:2024年12月31日(火)、2025年1月1日(水・祝) 会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ