ユヴェントス、エースのヴラホヴィッチと契約延長交渉へ 合意ができなければ来夏の売却も
ユヴェントスはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとの契約延長を目指しているが、合意に至らなければ来夏に放出する可能性があるようだ。 【動画|ユヴェントス vs カリアリ】セリエA 試合ハイライト 2022年1月にフィオレンティーナからユヴェントスに加入したヴラホヴィッチは、今シーズン好調をキープしており、ここまで公式戦9試合で7ゴールを記録している。そんな24歳のヴラホヴィッチとユヴェントスの契約は、2026年6月までとなっており、来夏には契約最終年を迎えるため、ユヴェントスは契約延長に向けて動いていると報じられている。 今夏の移籍市場で1200万ユーロ(約19億円)+ボーナスという格安の移籍金でリヴァプールへ移籍したフェデリコ・キエーザと同じような状況を避けるべく、ユヴェントスはヴラホヴィッチとの契約延長交渉を始めるようで、イタリア『Gazzeta dello Sport』は今月末に会合の場が設けられると伝えている。 また報道によると、現在ヴラホヴィッチは800万ユーロ(約13億円)の固定給に加え、2024-25シーズンは250万ユーロ(約4億800万円)のボーナスを受け取るようで、25-26シーズンにはボーナスが400万ユーロ(約6億5000万円)に上がる予定だという。 そこで高額ボーナスの負担を軽減したいユヴェントスは、ヴラホヴィッチの契約を2027年もしくは2028年に延長することで、高額なボーナスを分散させることを考えているという。また人件費の削減に取り組んでいることから、ヴラホヴィッチの大幅な昇給の可能性は低いと伝えられている。 契約延長を目指すユヴェントスだが、イタリア『Corriere dell Sport』は新契約の合意が得られなければ、来夏にヴラホヴィッチの売却を検討する可能性があると報じている。また同メディアは、ヴラホヴィッチの契約延長は重要な話題としつつも、現在の最優先事項は負傷離脱したグレイソン・ブレーメルの後釜を見つけることと伝えている。