年末年始のコンペは「雨天決行」が基本! 雨のラウンドで大叩きしない回避術とは?
コンペなどで「雨天決行」の場合は当日に特別ローカルルールを設定する場合もあるので、事前に確認をしておくことも大切です。プライベートラウンドなら何が何でも「あるがまま」にこだわらず、できるだけ水が浮いていない場所にボールを移動して打ってもいいと思います。 雨天時のラウンドでは普段以上にグリーン周りのダフリやトップが怖くなる人もいると思います。しかしグリーンが軟らかくなっているので、トップしたり強く打ってしまっても着弾さえすればグリーン上にボールが止まってくれるはずです。 グリーン周りのピッチエンドランもダフリにだけ注意して、強気に狙っていったほうがいいでしょう。雨でボールの勢いが止められるので、大オーバーがないからです。逆に晴天時のつもりでジャストタッチでピンに寄せようとすると、思いのほかショートが続き、大叩きのミスになりがちです。 パッティングも同様で、基本的にグリーンスピードは遅くなっています。なるべく直線的に、少々オーバーしてもいいつもりで積極的に打ってきましょう。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
猿場トール