債券は上昇か、ISM非製造業指数受け米長期金利が低下-上値は限定
(ブルームバーグ): 6日の債券相場は上昇が予想されている。米国市場で供給管理協会(ISM)の非製造業総合景況指数が予想を下回ったことを受けて長期金利が低下した流れを引き継ぐ。日本銀行の政策修正観測が根強く、上値は限られそうだ。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、海外市場の流れで上昇して始まると予想する。ただ、「10年債利回りが0.7%を下回る水準では相場の高値警戒感が強く、上値は限定的だろう」と言う。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは0.685~0.7%(5日は0.7%で終了)、先物中心限月3月物は146円50銭~146円70銭(同146円55銭)。
先物夜間取引で3月物は5日の日中取引終値比12銭高の146円67銭で終えた。
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Masahiro Hidaka