福岡大が西南大に先勝 ともに5勝2敗で首位に並ぶ 九州六大学野球
◇九州六大学野球秋季リーグ戦第4週（2024年9月23日 福岡県・小郡市野球場） 西南大、福岡大の上位2校が直接対戦し、福岡大が6―3で先勝した。2年生右腕の朝吹拓海が先発し3失点完投勝ち。福岡大は星の差1つで先行していた西南大と並び、5勝2敗で首位に浮上した。堀壮太監督は「崖っぷちでどうにか踏ん張れた。2回に無安打で2点取れたのが大きかった」と安堵（あんど）の表情。初回に先制されたがすぐに2回は2四球とスクイズを含む2犠打、犠飛で逆転した。5回には1年生5番の秋元悠太が左中間にソロ本塁打するなどダメを押した。 投げては朝吹が3失点完投勝ち。「ギリギリのところで粘れました。立ち上がりは制球が安定しなかったが後半は変化球でカウントが取れた」。2度の満塁機を何とか耐え抜き、開幕九大戦以来の今季2勝目を手にした。 久留米大は初回に大量5点でリードし、北九大を8―6で下した。九国大も19安打を放って九大を15―2で破った。久留米大、北九大、九国大はともに3勝4敗で3位に並んだ。 （3試合の成績） 九国大15―2九大 久留米大8―6北九大 福岡大6―3西南大
