W杯アジア最終予選UAE・タイ戦 代表メンバー発表(全文1)厳しい戦いになる
メンバーの発表
まずはキーパーから。頻繁に呼ぶ3人ですけども、今日はちょっと個人的にたくさんしゃべるというのは控えたいと思います。永嗣はきのう電話をしたんですけども、まだ労働許可証が十分にそろってないという話もありましたし、ただ、この競争の中に入っていかなければいけないということを認識しなければいけないです。そして先発で出れない場合には、この3人にも入れないという状況ですね。私は西川、東口、林で今のところ信頼しています。彼らとも常にコンタクトを続けています。われわれのコーチが、新しいキーパーコーチを入れました。そして浜野GKコーチと共にいろんなクラブを回りましたし、それから準備もしています。私は、この1試合、2試合目に関して2カ月間しました。その仕事をここで発揮しなければいけないと思っています。 右サイド、左サイドを含めた4人ですね。酒井、それから高徳、それから長友、そしてまた太田をあらためて入れました。今、彼らは海外でプレーしてます。今回は左利きが必要かなと思うんですね。太田に関しては左利きでフレンドリーマッチも結構出ていたんですけども、最近の2試合、出てないですね。しかしながら彼をしっかり呼んで、ディスカッションして、トレーニングをしていきたいなと思っています。彼が試合に出るかどうかはまた様子を見ます。 そして真ん中4人ですね。15分前に槙野に関して悪い情報が来ました。けがをしたということですね。検査をしたんですけども、検査の結果、良くなかったということです。ただ、日曜日には来てもらってそこで様子を見ます。われわれのメディカルスタッフの分析と、もしかしたらもう一度、メディカルチェックをしないといけないかもしれませんね。それからその後の経過を見てでございます。もちろんバックアップメンバー、GKも含め、ディフェンダーも用意してますから、そのときでも問題ないと思っています。槙野が駄目だったらときにはすぐ呼べる準備をその選手もしています。槙野はパフォーマンスが良くなってきたところだったのでちょっと残念ですね。こういったことはよくあります。 中盤にいきます。これはディフェンシブハーフですね。長谷部、そして蛍もあらためて呼びました。陽介ですね。新しい、新しくもないんですけども大島ですね。若い選手ですけども、私にとってはかなりのクオリティーがあると思います。アグレッシブさのところでまだまだ伸びしろがあるとも思っています。若い選手ですから、オリンピックにも出ましたし、本当に若い選手を信頼して使っていかなければいけないと思っています。私の考え方は若い選手で、出る資格があれば問題なく呼ぶということです。 われわれと常にサッカーをする2人ですけども、前回、2点取りましたからね、香川真司は。そして清武もあるクラブを見つけましたね。そしてかなりのトレーニングを積んでいると聞いています。セビージャの監督は、私と同じかそれ以上に厳しく要求していると思っていますね。清武にとっては良いことじゃないでしょうか。テクニックの能力はかなりありますから、それ以外のところを伸ばせる格好の場所だと思いますね。そしてセビージャで成功する確信を私は持っています。そして日本人がビッグクラブでプレーしているということは、これはうれしいことで、たくさんいませんから。ビッグクラブで先発を取るというのは簡単じゃありません。何人かの選手はまだまだ競争にさらされていますよね。 そしてここのバックアップメンバーにも、実はちょっと年齢がいった人を用意しています。それはすでに用意して、私は前もって言います。年齢が少し上だとしても、最終予選に関しては、ここでは川崎のプレイヤー、そして今のところ一番日本で実力あるということで、皆さん(※判別できず)ありますけれど、35歳といってでも、もし何かあったときには常に頭に入っている選手です。その彼をバックアップメンバーとして用意してます。 ここには少しまだまだ改善の余地があるんですけども、今回、7人のフォワードを用意しています。なぜかというのはこのあと説明します。圭佑、悠、宇佐美。宇佐美はドイツのクラブに行ったわけですけども、今のところたくさんそんなにプレー時間はないと思っています。私の仲間は2、3回、コンタクトを取ったんですけども、宇佐美は俺は疲れているけども諦めないというコメントをしていました。そういったコメントを宇佐美から聞くのはうれしいですね。そして元気も常にここに入っています。 それからオカ、オカはプレミアリーグでプレーしていますね。オカに関してはA代表とクラブ、まったく役目が違うと皆さんにいつも言っていますが、今もそうですね。それから武藤ですね。武藤もけがから戻ってきた状態ですね。ただトレーニングをしっかり積んでいると思います。この前の試合は出てないんですけども、次のオープニングの試合には出ると聞いてます。前田と香取が次々行って、いろいろヨーロッパの国にも行って、けが人のチェックをしてもらいました。武藤に関しては、安心してくださいという報告が来ています。そのために武藤は呼びました。ただ、いろんな状況によって彼をグループに入れるのか、それともほかの選手なのか、まだまだこれから予断が許さない状況です。 それから最も難しい状況として浅野ですね。オリンピックが終わったあと、日本に帰ってきて、日本にですね。誰が日本に帰ってこいと言ったのか分かりませんけども、誰が言ったのか分かりませんけども休めと言われたようですね。私も直接アーセン・ベンゲルに電話して、日本でなぜ15日も20日も休まなきゃいけないのかという話をしました。まずはもう、レンタルすることは分かってたわけですね。オリンピックの期間中に、全てが解決されている予定でした。彼が日本に残らざるを得ない状況であったので、私たちはいろんな環境を整えて、トレーニングはみっちりしました。ただ、彼がどこに移籍するのかということですね。どこにレンタルされるのか。今のところはないですね。今のところロンドンに行ったという話は聞いてますけども、コミュニケーションを少し取るのは今、難しい状況ですね。つまり、そういうこともありますので第1試合目に浅野を使えるのかどうか。まだまだ私には分かりません。 ただ、この浅野に関してはかなり信頼しています。オリンピックでもすでに高いクオリティーを見せましたし、そしてわれわれのチーム、この若さで情熱を本当にもたらしてほしいと思っています。そして、良いプレーができるのであれば、試合に出したいし、ただ競争には彼も含まれています。 それから誰をフォワードとして使うかですけども、ここで1つ言わなければいけないのは金崎夢生のことですね。リストに入ってたんですけども、残念ながら前節、日本代表の候補であった選手があのような態度を取ってはいけないと思いますね。つまりそれが理由で外しました。これはわれわれ日本代表の基準として、全選手に伝えたいと思います。このような行動を取るとA代表には入れません。以上です。 今回、まとめますと、3人のキーパーと21人のフィールド。今回、このようなメンバーを選んだんですけども、バックアップメンバーとしては1人キーパー、2人ディフェンダー、2人中盤、ディフェンシブの中盤とオフェンシブの中盤が1人ずつですね。それから2人のフォワード、彼らをバックアップメンバーとして用意しています。皆さんがそれらをいつ耳にするか分かりませんけども、ただ皆さんが知っておいてほしいのはUAEはすでに1カ月半、やっています。合宿を1カ月半、彼らはやっています。さらに、アル・アインに8人、A代表の選手が行ってチャンピオンズリーグを戦って、そしてまた戻ってきます。つまりトータルで2カ月、全員で練習してるんですね。そして今日はおそらくカタールで練習試合をすると聞いています。われわれのスタッフを現場へ送って、視察に行かせております。そして、UAEのアジアチャンピオンズリーグ、(※判別できず)戦も視察しています。 ただ、いくつかの試合はクローズだったので入れませんけども、スタジアムには入れませんけども、ただただ、われわれの情報として大事なことです。ただ、われわれ自身もしっかり準備して、野心と強い気持ちと勇気を持って、1試合目というものはいつも難しいです。ただ、私の一番大好きな言葉はビクトリー、これを探して、言い訳は探さずに戦っていきたいと思います。 私からは、リストに関しては以上です。質問があればよろしくお願いします。 司会:はい、ではまず初めにリリースを配らせていただきます。お願いします。また、本日はアディダスジャパン株式会社さんより、代表チームをサポートする新しいプロダクトの紹介リリースのほうも併せて配らせていただきますので、そちらのほうもご確認ください。こちらの新しいプロダクトにつきましてのご質問がありましたらば、こちらの会見終了後にアディダスジャパンの方がこちらの会場のほうに残っていただけますので、そちらのほうでご質問のほうをしてください。よろしくお願いいたします。 ハリルホジッチ:一言。会長には一言、お礼を言いたんですけども。なぜかと言うと一番最初に会長が言ったことが、全員、日本のフットボールを含めて全員で戦おうというのがありましたけども、われわれは本当に、日本フットボール界全員でロシアに行きたいなと思っています。 司会:はい、リリースのほうはお手元に渡っておりますでしょうか。大丈夫かな。 ※【連載】W杯アジア最終予選UAE・タイ戦、代表メンバー発表 全文2へ続く