21年ぶり中日復帰の小山コーチ、かつての同僚・涌井に「性格は把握している。何か手助けできれば」
来季から中日のコーチングスタッフに加わる小山伸一郎コーチ(46)が30日、名古屋市内の球団事務所を訪れ、球団と契約を交わした。投手コーチとなる小山コーチは会見し、抱負を口にした。 三重県出身の小山コーチは三重・明野高から1997年ドラフト1位で中日に入団。2004年オフに創設されたばかりの楽天に無償トレードで移籍した。08年からは6年連続で40試合以上に登板。13年には楽天球団初となる日本一にも貢献した。15年に現役引退。16年から今季まで楽天で投手コーチを務めていた。 21年ぶりの古巣復帰となった小山投手コーチは「楽天で20年間やりながらも、心のどこかではドラゴンズのユニホームをもう一度着たいという思いはあった。現役時代も交流戦で試合するときは特別な思いで投げていました」と喜んだ。中日投手陣の印象については「素晴らしい投手陣。特にリリーフは鉄壁だった」と話した。楽天時代に同じユニホームを着た涌井からは既に連絡を受けたと明かし「彼の性格は把握している部分もある。何か手助けできれば」と語った。
中日スポーツ