【西武】新人王武内夏暉、2年目は「1年目以上の成績を」西口監督「変に考えすぎない」エース期待
昨季のパ新人王に輝いた西武の武内夏暉投手(23)がプロ2年目へ挑む。 国学院大からドラフト1位で入団した左腕は10勝6敗、リーグ2位の防御率2・17の成績。借金42を抱えたチームでの貯金4は、大きな貢献だった。昨冬、初めての契約更改で「球団からは1年間ローテーションを守って、1つの目安として25試合先発をやってもらいたいと言われました。それを目標にして、1年目以上の成績を残したいです」と話した。その1年が始まる。 相手のマークはさらに厳しくなる。西口監督も「武内自身も考えすぎてやるってことはマイナスになると思うんで、普段通りの自分のピッチングしていってくれればね、なんら問題はないと思うんで。変には考えすぎない。今年ぐらい普通に投げてくれりゃいいと思います」と全幅の信頼を寄せている。 先発投手に求めることは武内に限らず、皆同じ。「6人いたら6人とも、自分がエースっていう気持ちでやっていってくれればね、いいと思うんです」。大事な試合で勝てるのが真のエース、苦しい時に勝てるのがエース。武内にも十分、資格はある。【金子真仁】