阪神・村上頌樹は8回3安打1失点の力投も…今季2勝目、DeNA戦の初勝利はお預け
(セ・リーグ、DeNA―阪神、4回戦、23日、横浜)阪神の先発・村上頌樹投手(25)は8回3安打1失点の力投でマウンドを降りた。 【写真】阪神・中野拓夢、佐藤輝明、森下翔太とDeNA・牧秀悟が談笑…試合前に仲良しカルテットが集結 一回はDeNAのD1位・度会(ENEOS)を右飛、関根を中飛、佐野を投ゴロとわずか9球で抑える完璧な立ち上がり。しかし、二回に先頭の牧に安打を許すと、2死三塁から山本に右前打を許して先制点を献上した。 それでも、右腕は崩れない。三回は1死一塁から関根を注文通りの二ゴロ併殺。味方が同点に追いついて迎えた六回は代打・梶原を中飛、度会を遊ゴロ、関根を捕邪飛と三者凡退。 七回は先頭の佐野に粘られて四球を与える。4番・牧を146キロ直球で中飛に料理も、宮崎にも四球で1死一、二塁のピンチを背負った。楠本を二ゴロで2死二、三塁。先制打を含む2安打と当たっている山本を打席に迎え、ベンチは申告敬遠を選択した。満塁で迎えたのは代打・大和。ここは147キロ直球で一邪飛に仕留め、軽やかにベンチへと引き揚げた。 村上は同点のまま八回のマウンドへ。途中出場の桑原を中飛、度会を三ゴロ、関根を左飛に仕留めた。力投の村上だが打線が援護できず、今季2勝目、DeNA戦の初勝利はお預けとなった。