新型Oizを発表、究極のXCレースマシンでさらなる高みへ|ORBEA
新型Oizを発表、究極のXCレースマシンでさらなる高みへ|ORBEA
スペイン発の高級バイクブランド、オルベアが最新のフルサスペンションバイク「Oiz(オイズ)」を発表した。クロスカントリー(XC)レースやマラソン、軽トレイルに最適化されたこのバイクは、既存モデルからさらなる進化を遂げ、軽量性、操作性、カスタマイズ性のすべてが大幅に強化されている。2025年モデルとなる新型Oizは、6色の標準カラーバリエーションと、オルベアのMyOプログラムを通じたカスタマイズオプションを提供し、レース志向のライダーから、個性を追求したいサイクリストまで幅広いニーズに応えるモデルだ。
XCレースで勝つための究極のマシン
Oizは、オルベアのラインアップの中でも、クロスカントリー(XC)レース向けに特化した最速バイクとして長年支持されてきた。今回発表された新型Oizは、上り坂でのコントロール性、下り坂での安定性という両立の難しい要素を高次元で実現しており、「究極のXCレースマシン」として再定義されている。 特に注目すべきは、最新のジオメトリーと先進的なサスペンションシステムによる操作性の向上だ。どんなコースでも快適に走破でき、アグレッシブな上り坂でも、テクニカルな下りでもバイクを自在に操ることができる。さらには、オルベアのレースチームやエンジニア、テスターたちとの共同開発によって磨き上げられた、リグレッシブカーブとアンチスクワットを組み合わせた120mmレースチューンサスペンションを搭載。ストロークが進むにつれてしなやかさが増し、あらゆるシチュエーションで優れたグリップと安定性を提供する。
1,740gの超軽量フレーム、性能と軽さを両立
新型Oizのフレーム重量はわずか1、740gという驚異的な軽さを実現している。これは、オルベアが開発した最新のOMXカーボンレイアップ技術、ピボットレスのUFOトライアングル構造、そして新たに設計されたカーボンリンクによるものだ。これらの革新技術は、フレームの剛性と信頼性を犠牲にすることなく、可能な限りの軽量化を追求している。 この軽量性は、特にレースシーンで大きなアドバンテージとなる。XCレースでは1グラムの軽さが勝敗を左右することが多く、Oizはライダーが必要とする絶対的なパフォーマンスを提供する。完成車重量もMサイズでわずか9。98kg(ペダル、ウォーターボトル、コンピューターマウント付き)という軽さを誇り、バイク全体の機動性が飛躍的に向上している。