斎藤工、『シン・ウルトラマン』出演後の変化 大阪コミコンで実感した“共有する”喜び
斎藤は先日、神津トスト明美監督が手がけるハリウッド映画『ボクがにんげんだったとき/When I Was A Human』のプロデューサーに就任した。飼い主を愛する保護犬が人間に変身して人間界で奮闘するファンタジー作品で、映画『マチェーテ』などで知られるダニー・トレホの出演が決定している。 「ハリウッドの役者やプロデューサーが企画に目を通したり、脚本を読めるslated.com(ハリウッドのフィルムマーケット)で、ダニー・トレホさんたちの目に留まり、話がどんどん進化していく背景自体が映画みたいな流れの中で、『何か自分にできることはないか』と考え、サポーター的な役割で参加させていただきました」と経緯を話す斎藤。「アメリカで映画を作ることがどういうことなのか、今まさに(プロデューサーの)森田真帆さんと共に学びながら、目的地に向かって奔走している段階です」と充実感をにじませた。
セレブゲストとして来日したノーマン・リーダスやトム・ヒドルストンのように、主演作を自らプロデュースする俳優も増えている。斎藤も「セレブの方たちのように、映画やドラマをプロデュースしたり、山田孝之さんや賀来賢人さんのように、能動的な俳優が日本でもっと増えていくべきだなと思います。そういった人たちは連鎖していく」と力を込めた。「“粒立ち”する時代になってきて、その粒が連携すると、結果的にすごく強力なに結びついたおにぎりのようになります。僕もそういった先々に期待しつつ、自分のできることを全力でやっていきたいと思います」(取材・文:編集部・倉本拓弥)