家のカギを忘れた経験からアプリ開発!プログラミングで生活の不便を解決する“高校生発明家”
南海放送
私たちの生活に欠かせないデジタル技術。そんな中、独学の電子工作やプログラミングの技術で生活を便利にしようと奮闘する“高校生発明家”を取材しました。
愛媛県越智郡上島町弓削島にある弓削商船高等専門学校です。その名の通り、船員を養成する商船学科のほか…プログラミングなども学べる電子機械工学科や情報工学科の3学科からなる高等専門学校です。 5年前にはデータサイエンスやAI教育プログラムを取り入れ、デジタル社会の即戦力になる人材の育成を行っています。
その情報工学科で学ぶ2年生の平松夏々翔さん。実はすごい"高校生発明家"なんだそうです。
同級生: 「誕生日にプレゼントを作ってくれた。貯金箱みたいなモノを」 弓削商船高専 田房友典教授: 「彼はやっぱりアイデアが素敵。自分が作りたいモノを実現できる能力を持っているかなと思う」
平松さん: 「今から家に帰ります。早く工作したので」 平松さんに付いて広島県の因島の自宅へ…
自宅の玄関に早くもすごい“発明”が! 平松さん: 「スマホのこのボタンを押すとカギが閉まります。このタグで開けることができて、かざすとカギが開きます」 なんとスマートフォンのアプリで家のカギを開閉できる装置です。このアプリはもちろん。データを受けるシステムも自分でプログラム。鍵を開閉する装置は、3Dプリンタで自作しました。カギを忘れて家に入れなかった経験から開発したそうです。
こちらは、映画のキャラクターの被り物。横のボタンを押すとマスクがでてきます。このほか、ゲーム機まで!すべて平松さんが電子回路を組み、プログラムを書き込んで作ったモノなんです!
突然ですがここでクイズです!こちらも平松さんの“発明品”。一体何だと思いますか?松友さん5秒でお答えください! 松友アナ: 「難しい…イルミネーション!」