暴言女子プロゴルファー笠りつ子の涙の謝罪会見裏に衝撃真相!
「事の経緯や詳細は処分が決まったら説明する」と話していた小林会長は、処分決定から2日後の14日にメディアからの強い要望で取材に応じたが、「守秘義務」を楯に処分に至る事実関係の説明を拒否。笠の暴言の引き金となったとされる、過去の大会での選手のタオルの無断持ち帰りなどの調査すべき背景についても、「別問題。調べる必要はない」とヒステリックにまくしたてた。 コース側がタオルを置かなくなった原因の詳しい調査も行わず、女子ゴルファーのモラルがどうなっているかも不明のまま。そして、もし“えん罪”ならば、盗難の嫌疑をかけられたことになる選手達の名誉を守ろうともしない。LPGAが行うべき仕事を放棄して、笠についても、「処分は出た。これから試合に出るかどうかは笠選手の問題」と言い放った。 挙げ句に19日の笠の謝罪にも非協力。それどころかつぶしにかかってきたかのような横やりに多くのツアー関係者は、「小林会長は聞く耳を持たない。もうどうしようもない」とタメ息をついている。 LPGAは、今回の笠の謝罪で騒動の幕引きを図るだろう。しかし、これで一件落着といくはずもない。選手間の小林会長への不信感は募るばかりで、その選手達にLPGAが組織としての体をなしていない脆弱さも露呈された。笠と会長が並んで座って頭を下げれば、もっと早くに収束したはずの暴言騒動。全英覇者の渋野日向子というニューヒロインは誕生したが、このままではLPGAは内部から崩壊しかねない危機的状況になっている。