全国のエースと渡り合ったG大阪JrユースDF岡元侑大「これを次のステップへ」
[12.27 高円宮杯U-15決勝 浦和Jrユース 3-2(延長) G大阪Jrユース 味フィ西] 【写真】「絶対に誰だか分からない」「オーラを失った」…ヒゲを剃ったガットゥーゾ氏 ガンバ大阪ジュニアユースでキャプテンを務めたDF岡元侑大(3年=DREAM FC)は、全国2位に終わった中学年代最後の大会で課題と収穫の両方を得た様子だ。 岡元は大阪府のDREAM FCからG大阪の下部組織へと進み、今季はJリーグ選抜U-15に招集されて欧州クラブとの対戦も経験。チームでは関西サンライズリーグ1部優勝を果たし、中学年代の頂点を争う高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会へ臨んだ。 高円宮杯U-15ではU-15日本代表のFW高木瑛人(3年/鹿島Jrユース)を筆頭に、各チームのエース級の選手と堂々マッチアップ。決勝では強靭なフィジカルを誇るFW井原桜太(3年/浦和Jrユース)と見応えあるデュエルを何度も繰り広げ、チームを最終ラインから支えた。 そうした経験は「良い相手とできて、自分としてもチームとしても良い成長にできたと思うので、しっかりこれを次のステップへぶつけられるようにやっていきたい」と今後につながる財産になったようだ。 もっとも今大会は5試合中4試合で複数失点を喫し、決勝では2-0から逆転されて日本一を逃す形となったことから悔しさも滲ませた。 「ここに出られていないチームとかより、全国大会はFWの厳しさとか(があった)。そういうところで失点が多かったのが課題やなと」 岡元は「まずはトップに昇格して、日本代表に選ばれて、そこから海外に飛び立てるように頑張っていきたい」と目標を立てる。今大会では鋭い縦パスで小学生時代から知るFW城阪光喜(3年=DREAM FC)のゴールをアシストする場面もあり、「ああいうので得点をもっと増やして2人とも代表に上がったりしていきたい」と揃って高みを目指していく姿勢を示した。