安重根を演じるためのヒョンビンの努力…腰のけが、マイナス40度の寒さに耐えて「没入」
【Pickcon】ソウルの映画館「CGV竜山アイパークモール店」で27日、映画『ハルビン』の制作報告会が行われ、俳優ヒョンビンが出席して安重根(アン・ジュングン)を演じるための努力を伝えた。 【写真】 ヒョンビン、独立軍の闘志あふれるりりしい姿 劇中でヒョンビンは大韓義軍参謀総長・安重根を演じた。ウ・ミンホ監督は、リハーサル中のヒョンビンの腰のけがにも言及しつつ、感謝の気持ちを伝えた。ヒョンビンは「大事を遂げに行くまでの安重根将軍も、われわれと同じ一人の人間であって、苦悩や挫折や悲しみやさまざまな感情がはっきりとあったように思う。それでも一歩ずつ目標を達成するため歩いていかねばならなかった信念と意志がうまく表現できればと思った」と明かした。
続いて「今の僕にできることは、安重根将軍が書いた文章と今まで残っている書籍から見つけださないといけなかった。できる限り資料を探してみた。記念館に行って、そこに残る痕跡を見た。そのプロセスを踏んだ。準備して撮影するまで7-8カ月間、探し続け、調べて、悩んで、考えて、想像し続け、その過程が日々繰り返された」と、安重根の苦悩を表現するための自分の努力を伝えたヒョンビン。 海外ロケの現場は、そこへ行く道すらも苦難だった。ヒョンビンは「モンゴルのフブスグルという湖。そこへ行く道も大変だった。ウランバートルの空港から車で16時間ほど走らないといけなかった。天気も(気温が)マイナス40度だった。つらいというより、あの空間に一人ぽつんといるときの景色、そのときの状況が、没入する上でとても助けになる現場だった。本当に、いい場所だと思う」と、撮影当時を振り返った。