さいたまの生花店「グラティチュード」、開店から半年 季節の雑貨も販売
生花店「gratitude(グラティチュード)」(さいたま市北区大成4)がオープンして、10月19日で半年がたった。(大宮経済新聞) 【写真】花いっぱいの店内 店主の増田里江子さんは、フローリスト歴16年目。ホテルや式場の花屋で5年ほどウエディングフラワーに携わった後、街の生花店で5年ほど勤務。結婚・出産を経て、昨年までの約5年間は自宅でアレンジメントレッスンなどを行いながら実店舗化を目指してきた。 増田さんはウエディングの専門学校を卒業後、旅行会社に就職したものの、もともと興味のあった花の仕事への思いが忘れられず転職を決めたという。「専門学校の授業で一番楽しかったのがウエディングフラワーの授業。転職して仕事として携わるうちにどんどん花にのめり込み、自分の作りたいアレンジを見つけて夢が膨らんでいった」と増田さんは振り返る。 店には1本200円の生花から1,500円の大ぶりの枝物まで、季節の花々を取りそろえる。棚には一輪挿しや季節のインテリア雑貨なども並べる。ブーケ(1,000円~)やかごのアレンジメント(3,300円~)、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーなどのギフトの相談にも乗る。フラワーアレンジメントのレッスンも毎月、開講する。 店名は「感謝(=gratitude)」から。「応援してくれている家族や周りの人たちへの感謝を忘れないよう店名にした」と増田さん。「住宅街にあり、ガラス窓も小さいため、通りになじみのないお客さまに見つけてもらいにくい」という悩みも。店の存在を地域に知ってもらいながら「物と人との出合い」を楽しんでもらおうと、12月8日にはマルシェの開催を予定している。「大成町の生花店といえば『グラティチュード』と言ってもらえるよう頑張る」と意気込む。 営業時間は11時~17時(土曜は17時~20時)。日曜定休。仕入れの状況で時間変更あり。レッスン日程はインスタグラムで確認できる。
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