U-17世代からU-19日本代表入りへ挑戦。J2で5発のFW神代慶人(熊本)はよりこだわって、結果を残す
[8.22 SBS杯 U-18日本代表 0-0 U-18韓国代表 草薙陸] U-17世代を代表するストライカーが、U-20アジアカップ予選(9月、キルギス)を控えたU-19日本代表入りへ結果でアピールする。FW神代慶人(熊本)はSBSカップ国際ユースサッカー(静岡)初戦でU-18日本代表の2トップの一角として先発。前線で力強いボールキープやセカンドボールへの鋭い動きを見せ、クロスから決定的なヘッドも放った。 「フォワードは、1番は点を取るっていう結果だと思う」と語る神代はチームメートと準備してきたことを表現したが、相手GKの好守に阻まれるなど無得点。「自分にもチャンスが来たんで、そこで決め切るっていうところはあと2戦で意識して、やっていかないと優勝はできないと思っています」と引き締めていた。 高校2年生ながら、今季のJ2ですでに5得点をマーク。「Jリーグで点取ったからには、ここでもちゃんと結果を出さないと、っていう気持ちはあります」。昨年、U-16日本代表としてプレーしていた頃に比べると、周囲からの見られ方は明らかに変化。だが、本人は意識し過ぎることなく、毎試合1点取るという「目標は変わらずにやっています」と言い切る。 Jリーグでも、年代別代表チームでも“まだまだやれる”。「(今回のSBSカップでは、)練習のうちから、チームみんなとどうやったら点取れるかっていうのを話しながら、韓国戦だったらクロスの入りっていうところを意識してやったんで、次の静岡戦はまた自分がどうやったら点を取れるかっていうのをこの夜や次の日の朝で考えて、そこをチームメートと話せたらいいと思います」。チームの勝利のため。より準備し、1点にこだわっていく。 2007年10月生まれの神代は今回、U-17世代からU-18日本代表へ「個人昇格」。順調にステップアップしているが、「もっとステップアップしないといけないという思いもあります。活躍してU-19の代表に選ばれるように頑張っています」。より厳しい環境、成長できる環境に身を置く機会を掴むためにも、結果を残す。