侍ジャパン・井端監督 初代表の巨人・井上をプレミア12開幕戦先発に抜てき
侍ジャパンの井端監督が、国際大会「プレミア12」の日本の開幕戦となる13日のオーストラリア戦(バンテリンドーム)先発に、初代表の井上を抜てきする方針を明かした。 「後半は素晴らしかった。そのままの勢いで来てくれればいい。自信を持って送り出す」。 5年目の井上は巨人で今季、自己最多の8勝を挙げた成長株の23歳。DeNAとのCSファイナルSで巨人が3連敗と追い込まれて迎えた第4戦で6回1失点と好投。井端監督は日本ハム・伊藤らの代表辞退を受けて追加選出した左腕に「初戦なので緊張すると思うけど、崖っ縁でのピッチングを見て“大丈夫だ”と思った」と開幕戦を託す。10月29日の宮崎合宿初日に本人に伝えた。 過去2大会の開幕戦は、15年の第1回大会は大谷(ドジャース)、初優勝した19年は15勝を挙げてメジャー挑戦した山口俊が登板。宮崎合宿はこの日休養日で、井上はまず5日の広島との練習試合に先発して調整する。(神田 佑)