【陸上】100m小池祐貴 向かい風2.3mで10秒30「75点くらい」痛みなく安堵の表情も/福井ナイトゲームズ
◇Athlete Night Games in FUKUI 2024(8月30日/福井・9.98スタジアム) 砲丸投・奥村仁志が19m09!!!地元・福井で歴史動かす「サイコーです」/福井ナイトゲームズ 日本グランプリシリーズG2のAthlete Night Games in FUKUI 2024が行われ、男子100mは小池祐貴(住友電工)が10秒30(-2.3)で優勝した。 予選を10秒25(-1.1)のトップ通過した小池。だが、決勝までの時間で「脚が痛くなくて気分が良かったのでアップをし過ぎてしまった」。決勝では「脱水気味で脚がピクピクとしてつりそうになってしまいました」と反省する。その点も踏まえて「75点くらいかな」。 前半は抑え気味に入り「最後20mで全員抜かせばいい」と“割り切った”レース。「冷静に後半上げられた」と及第点を与えた。 ここ数年は「両脚のアキレス腱」の痛みに苦しんできた。パリ五輪を逃した日本選手権以降は脚を治すことに注力した。「ある程度気をつければ」痛みが出ない走りができるようになってきたという。 米国に渡り「コーチが言いたいことがある程度は体感できてきた」とし、「あとひと冬越せればすり合わせもできそう」と手応えをつかんでいる。ケガなく順調に過ごしていけば、完全復活の日は遠くない。
月陸編集部