最近喉がむせる…という50代以上は試して!医師直伝の【唾液腺マッサージ】|美ST
のどの役割は呼吸・飲み込み・発声の3つ。この3つの機能は、のどと呼吸筋のトレーニングを行うことで高められます。トレーニングといっても隙間時間に簡単にできるものなので、楽しみながらトライしてみて!
「のどトレ&呼吸トレ」で、のどの機能が若返り、肺炎の予防に!
飲み込み力を高める方法その1が唾液腺マッサージ。唾液は耳の下部の耳下腺、あごの深部の顎下腺、舌の下部の舌下腺の3カ所から出ています。それぞれやさしく刺激することで唾液の分泌量が増え、飲み込みやすくなります。
【顎下腺をマッサージ】 顎の両端下に親指を押し当て、奥から顎先に向かって3~4カ所に分けてずらしながら押します。5回行います。
【舌下腺をマッサージ】 顎の先端の内側に両手の親指を揃えて当て、舌を押し上げるようなイメージで上に向かって1~2秒ずつ10回押し上げます。
\教えていただいたのは/
▶︎池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生 日本呼吸器学会専門医・指導医。呼吸器疾患・アレルギー疾患・内科疾患・睡眠医療に従事。専門性が高く幅広い知識と歯切れよくわかりやすい解説で、テレビや雑誌などのメディアに多数出演している。
のどトレや生活術を解説した大谷先生の近著『「よくむせる」「せき込む」人のお助けBOOK』¥1,540(主婦の友社) 2024年『美ST』8月号掲載 撮影/加治屋圭斗 モデル/殿柿佳奈 ヘア・メイク/Sai スタイリスト/柿田たみか 取材/菊池真理子 再構成/Bravoworks,Inc.