大谷翔平、187キロの弾丸フェン直打でPS2度目のマルチ安打 記録の訂正で打点は付かず
◆ 2回の第2打席は千賀から右前打適時打を放つ ドジャースの大谷翔平選手(30)が13日(日本時間14日)、メッツの千賀滉大投手(31)が先発登板したナ・リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)第1戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。4回の第3打席に右翼フェンス直撃の痛烈な単打を放ち、今ポストシーズン(PS)2度目のマルチ安打をマークした。 千賀との対戦は、昨年8月以来メジャーで2度目。初回の第1打席は二ゴロに打ち取られたものの、一死二塁だった2回の第2打席は初球のカットボールを右前へ弾き返し、これがチームの3点目となる右前適時打となった。 投手が元西武の右腕・ギャレットに代わり、二死一塁で二盗を試みたが、際どいタイミングでタッチアウト。勢い余ってオーバーランする形となり、レギュラーシーズンから続いていた盗塁の連続成功は「36」でストップした。 4点をリードで迎えた4回の第3打席は、一死一塁で3番手左腕・ピーターソンと対戦。1ボール後のカーブを捉えた打球は速度116.5マイル(約187キロ)で右翼フェンスを直撃する痛烈な安打となった。この打球処理をメッツの右翼・マルテがもたつく間に、一塁走者のエドマンが長躯ホームイン。打撃結果は適時二塁打かと思われたが、のちに記録が「失策と単打」に訂正された。 それでも、PSでのマルチ安打は、豪快な同点3ランを放ったパドレスとの地区シリーズ第1戦以来、2度目。PS通算の打点は「5」となった。
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